2023年11月17日金曜日

2023年度第20回定例ゼミ

  日程:202311月10日(金)

会場:W8 307

司会:高田 議事録:橋本

 

1.     伝達事項

千々和先生:前田建設の研究所見学について

中山先生:来週月曜9時からから西5・6の整理を行うのでその手伝いのお願い。

2.     Main topic:既往研究のレビュー(Review of previous researches

研究の目的を簡潔に述べた上で、既往の研究をレビューする。自身の研究のオリジナリティ・強み・関連研究との違いが分かる発表を行う。

(presentation 10mn, Q&A 5mn)

Presenters:竹下、村上、Yang、浦島、石田

以下、質疑応答で挙がった質問

竹下

・神谷:P6の図(アノード分極曲線とカソード分極曲線の図)の見方について

→右に行く(電流密度が大きい)ほど酸素供給量が多いのでGPの方が酸素供給が多い

・Lim:自然電位と腐食の違いについて、それをどのようにしたら評価できるか。他の方法はあるか。

→今はOPCについて自然電位が350mVという議論がなされているが、それをGPについても適応できるかについて、自分は研究したいと考えている。

 

村上

・Edbert:ポゾラン反応について

・池澤:大量に混和材を入れた時に不動態被膜は形成されるか

→データがない(見つけられていない?)が、できていない可能性もある

・Fah:混和材量の差について、なぜ塩化物イオンの拡散係数は変化しているのに、発生限界塩化物イオン量は変化していないか

・小島:停滞現象について、置換率の違いによって停滞現象の深さに影響があるか。

・小島:停滞現象は良い現象なのか。

→安全側になるので悪くはない


 

Yang

・Fah:粗骨材について

→断面修復材なので粗骨材は使っていない

・長岡:元のコンクリートと断面修復材の間の塩分浸透について、境界部も測定するか。

→測定する

・高田:田中さんの研究に似ているが、違いは何か。

・Edbert:オリジナリティは何か。

→載荷試験を行ったものに対して、塩分浸透を計測していること。

 

浦島

・内西:水の影響を解析上でどのように再現するか

→高水圧はできると思うが、摺磨きを再現するのは難しそう。しかし、実験と解析を組み合わせて考察はできると考えている

・邉木薗:増厚層の腐食はどうか。

SFRCの方がダメージを受けているという現象はないので考慮する必要はない。

・池澤:低弾性のみの研究がされていないのはなぜか。

 

石田

・鈴木:CFDの適用について、H2Sが水について飛沫とかが影響するのではないか。飛沫とかの影響はCFDで考慮できるのか

・邉木薗:流体解析とは気体?液体?

→水の層と気体の層を組み込んだ解析モデルを使う予定

・内西:P11のグラフにあるような時間による違いを解析に取り入れられるのか。どのように整合性をとるか。


先生方からのコメント

中山先生:発表者と質問者の研究を関連付けて議論することができていた。腐食に興味持ったら防食ゼミに参加してください。

千々和先生:頑張って英語を使いましょう。恥じることなく挑戦してください。

岩波先生:あと2回なので、まだ発表の残っている人は意見を取り入れてください。

3. 岩波文庫

Lim:村上陽一郎「人間にとって科学とは何か」

坪井:雨穴「変な家」

嶺山:「都市に森をつくる」

竹下:佐久間宣行「佐久間宣行のずるい仕事術」

村上:高野文子「棒がいっぽん」

Yang:ネドじゅん「左脳さん右脳さん」

Kyle:三浦しをん「舟を編む」

大橋:渡邊雄太「好きを力にする」


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