第10回岩波研ゼミ(2014/6/20)
時間:10:00~12:30
場所:土木小会議室
司会:西脇
議事録:早坂
欠席:水上(体調不良)
1.全体連絡
東大からD2の方が学生実験の見学に来ます(千々和先生)岩波研旅行に関する注意点(早坂)
2.実験報告
山田:静的載荷を行った。予想と違った壊れ方をした。Mai:水圧実験をしたが、なかなか壊れなかった。来週再チャレンジする。
堀:加圧実験でモルタル供試体を1日かけて壊した。
(西脇、早坂、森木は玉掛けおよび床上式クレーン技能講習修了)
3.進捗報告
山田:実験を進めているが、予定より遅れが生じている。査読修正は順調。篠原:クリープとセンサーに関する解析を行ったが、前者はうまくいき、後者はだめだった。
Mai:キャビテーションの実験はうまくいかなかった。
森木:クレーン講習とインターンESと留学と研究についてやろうとしたが、クレーンとESしか進まなかった。(授業の発表準備も大変だった)
堀:実験でコンクリートを分けてもらう代わりに二羽研の中村さんの実験手伝いをした。大学院の入学手続きをした。
大塚:院試の書類を書いた。実験については院試前の最後のものとしてあたりをつけられた。
野村:解析と研究打ち合わせの準備はうまくいっている。構造解析の勉強はまだなのでこの後しようと思う。
早坂:クレーン講習と授業の発表のことで手一杯となってしまった。
西脇:インターンのESを二つ書けた。
千々和先生:いろいろなしょるいがたてこんでいる。
4.今週の発表
山田さんの研究進捗発表 in English修士からの引き続きのテーマで最近行った解析などのデータを解説。
議論が多数交わされました。
岩波先生からは「初見の人にもわかるような導入や全体の流れを示すように」とのご意見を頂きました。
5.Landmark Papers
ネビルのコンクリート「第4章 まだ固まらないコンクリート」 ~完~6.岩波文庫
山田:「企画書は1行」・・・トヨタの工場はわかりやすい、らしい篠原:「2001年宇宙の旅」・・・「突破するアイディア力」の中でSF読めと言われて手に取った。1970年当時でのあの発想はやはりすごいと思った。
Mai:「伝える力」・・・自信を持たずに言うのはよくない。言うからには自分のものにする。聞くだけで信頼関係は築ける。
森木:「これからの日本、経済よりも大事なもの」・・・宇宙に行けても、隣人と話せないことに危機感を覚えるべき。仕事や金よりも大切なものがありませんか?
大塚:「Magic Master」・・・プレゼンにも通じる”魅せる”ということが学べるかも。「これを読まれてマジック勉強されても、僕全然困りませんから」
堀:「知性の限界」・・・「理性の限界」の続き。論理学で話をつめており、引き出しが欲しい場合にはちょうど良い。
野村:「嫌われる勇気」・・・アドラーというフロイトなどと並ぶ心理学者の哲学観念を哲学する形式をとっている。人は劣等感というものを常に誰でも抱いているのだから、これを人と比べることに使わずに、受け入れてやることで、向上心に昇華させればよい、といったことが書かれている。
早坂:「蜘蛛の糸、杜子春」・・・芥川龍之介の短編集。中でも「トロッコ」の中での少年の心理描写は圧巻。
西脇:「渋滞学」・・・渋滞に関する第一人者が書いた。様々なものの渋滞を取り扱っている。この中で、事象のモデル化という手法を用いているが、これが研究にも使えそう。
千々和先生:「藪の中」・・・三者三様で事実を語っており、真相が見えてこない。現代の新聞に通じるものを読み取れる。「真相は藪の中」の語源。
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