2013年4月16日火曜日

浮上式防波堤

現在、和歌山県海南市で実証試験工事が実施されている直立浮上式防波堤の浮上・沈降試験を見てきました。
直径3メートル、長さ約30メートルの鋼管3本が、鋼管内に送気した空気の浮力によって、水面から約15メートルの海底から浮上する様子は圧巻です。
動く土木構造物という、これまでの発想を超越した新しいチャレンジ。これからがまさに正念場です。
本技術の詳細は、国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所のHPに掲載されています。
(投稿者:岩波)


右側3本の鋼管が海底から浮上したところ。
航路部を大型船舶が航行したところ。




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