2015年1月22日木曜日

第28回岩波研定例ゼミ(2015/01/16)


時間:10:00~12:00
場所:土木小会議室
司会:西脇
議事録:早坂
欠席:水上

1. 全体連絡

篠原:謝恩会のB4,M2の役割分担を今日やります。
山田:返納品を2時から処理します。
千々和先生:センター試験で学校には土日は入れません。
来週は工事の関係でクレーンがアクチュエータ前まで行くことができなくなりました。
来週金曜17時は修論提出締め切りです。

2. 今週の実験報告

大塚:キャビテーション実験を行った。今まで想定していなかった場所でキャビテーションが発生しているかもしれない。

3. 今週の進捗報告

山田:JCI提出済み。実験計画の修正を行った。

早坂:月末の修論キックオフ発表の準備は思うように進まなかった。

Mai:JCI提出済み。今日の発表pptと修論進捗を含めて60%程度の出来。

野村:解析を継続中で、まだつめるべき箇所の結果が出ていない。

森木:LMPpptを作成。月報は70%ほど、解析の理解は×だが、来週に引き続き行う。

Tom:文献調査をあと2~3個行えば修論に着手できる。

堀:卒論執筆が60~70%進んでいる。

大塚:卒論はあまり書き進まなかった。実験もまだやり足りない。

西脇:解析について4つのパラメータを検討できた。80%の完成度。来週のゼミで披露します。

篠原:JCI書き終えた。60%の満足度。

千々和:予定がぶっ壊れた。執筆時間が足りなくて大変。

4. M2の進捗報告

三者三様の進捗報告でした。
メモ・・・鉄筋はひび割れの発生を防ぐのではなく、ひび割れの増加量を減少させるもの。
     負剛性とは、力を与えても反力を返してこない状態。解析においては安定解が出ない。

5. Landmark Paper

西脇と森木による
"Protection of Steel Corrosion in Concrete Members by the Combination of Galvanic Anode and Nitrite Penetration"
の発表でした。亜鉛を謡曲に使うことと、硝酸リチウムを用いた鉄筋防食法についてのわかりやすい発表でした。

6. 岩波文庫

山田:「まんがサイエンス」・・・理科を何でも紹介していて、分野が違っても十分楽しめる上に、専門的な知識も得られていい本です。

早坂:「声に出して読みたい日本語」・・・読むのではなく、音読してほしい。さらに、暗誦まで行くことをおすすめするすばらしい日本語の古典を収録。家庭教師先の生徒さんの国語力アップのために購入しました。

Mai:「諸君!この人生、大変なんだ!」・・・人生の教訓的なものに加えて、お酒の話も少しずつされています。これから社会で働く新入社員に向けて、本当の酒の味がわかるのは、真に辛い事を乗り越えたときである、と書かれていたので、Maiさんは当分の間酒の味がわからなくていいんだ!と思い至ったそうです。

野村:「鋼の錬金術師」・・・本を読む時間が取れなかったので、さっと読んでみた。漫画もプレゼント同じで、Figureがあってこそ話もわかりやすくなるのだな、と感じられる良い例であった。

森木:「幸せを呼ぶ言葉」・・・悲しみの言葉を発すると悲しくなるよ。

Tom:「How to get published in an academic journal: top tip from editors」・・・本ではないですが、修士や博士の学生におすすめの論文探し方について述べられたページです。(http://www.theguardian.com/education/2015/jan/03/how-to-get-published-in-an-academic-journal-top-tips-from-editors?CMP=share_btn_fb)

堀:「旧約聖書を知っていますか?」・・・新約聖書を知っていますか?を紹介したので、こっちも紹介せずにはいられなかった。日本人はクリスマスをやって一週間もしないうちにお正月を祝うという、ある意味節操のない民族です。しかしながら、このような日本人の何でもかんでもの行事をやってしまうのは、その寛容さからきたものではなく、ただただその行事の本質に対して無関心なだけではないか、というアプローチの考え方が面白かった。

大塚:「噂」萩原浩・・・面白かったが、最後の一行の衝撃が、爽快感やすっきりした読後感ではなく、最高に後味が悪かった。

西脇:「気候変動のリスクに備える」・・・CO2の排出が増えると地球温暖化が、冷房代が高くなる、ではなくグローカル(=グローバル+ローカル)な視点を持って問題解決に望むべきといったことが書かれている。サンゴ礁は総合的な観点から年間3億円の利益をもたらすといったこともいわれており、灘岡先生のすごさもわかる一冊です。

篠原:「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」・・・strength finderのサイトから一見強みとは思わないような自分の長所=才能を37項目から5個見つけてくれる。これをするには本を買わないとシリアルコードがもらえないので、ぜひ買ってください。ちなみに篠原さんの強みは、学習欲と包含だそうです。

千々和先生:「歴史は地形でわかる」・・・人文系の先生が歴史本ではなく、土木の先生が地形に基づいて歴史を紐解いていくスタイルが興味深かった。奈良から京都に遷都したのも、奈良が枝分かれしていく川の先端に位置していて、交通の便が悪かったためだとか、吉原遊郭を日本橋から浅草に移転したのは、浅草の堤防上を大量の人に歩かせることで何かしら堤防決壊の兆しがあればすぐに誰かしらの目に付くようにしたかったからかもしれない、など。(メンテナンスのコスト低下につながる考え方)

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